本田所属のミランで内紛勃発! エースFWと監督が練習場で激しく口論
モンテッラ監督はオフ・ザ・ボールの動きが乏しいバッカに改善を要求するも…
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランで内紛が勃発した。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が運動量の少ないエースストライカーFWカルロス・バッカを叱責したところ、口論に発展。バッカは次節サンプドリア戦でスタメン落ちとなる可能性が浮上している。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じた。
2連敗で15位に低迷するミランの練習場ミラネッロで事件が起きた。サンプドリア戦を控える練習でモンテッラ監督はオフ・ザ・ボールの動きが乏しいストライカーに改善を要求。「もっとボールに触る回数を増やしたい」というバッカに対し、指揮官が「ボールに触る前にもっと動け」と返し、口論に発展したという。
スカイでは「ヴィンチェンツォ・モンテッラとカルロス・バッカの間で、強烈かつ白熱した対立が起こった」とレポートしている。
バッカは昨季リーグ戦で得点ランク3位の18ゴールを決めており、チームの得点源として存在感を放った。高い決定力を誇る一方、運動量に乏しく、ペナルティエリアや相手の最終ラインにへばり付く傾向が見られ、フィニッシュ以外の場面で貢献度は低い。そうした課題を抱えるなか、モンテッラ監督は改善を求めたが、バッカはこれを拒否した模様だ。
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