浦和ロドリゲス監督、助っ人コンビの2トップ継続も視野 「組み合わせで掛け算になることを期待」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真:轡田哲朗】
浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真:轡田哲朗】

公式戦2試合はC大阪、広島に大敗

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、10月7日のトレーニング後に定例のオンライン会見を実施。公式戦2試合連続で4失点のチームにおいて、「大事なのは状況を変える意識と、それができるという自信」と話す。そのうえで、プレス型のチームへの対応策を準備してきているとも話した。

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 浦和は8月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントを勝ち抜いて決勝進出を果たしたが、その疲労や主力選手の一部で負傷、新型コロナウイルスに陽性反応を示した選手が出たこともあり、9月に入って勢いを失った。公式戦のここ2試合では、9月25日にルヴァンカップ準決勝第2戦でセレッソ大阪に0-4、10月1日にリーグ第31節でサンフレッチェ広島に1-4と大敗している。

 2試合の共通点は相手のハイプレスに対応しきれなかったこと。今週のオフ明け10月4日に公開されたトレーニングの紅白戦でも同じような場面が見られたが、指揮官は「プレスを受けた時の対策を練習してきた。相手がプレスが得意ならば、得意なものを与えない、よりシンプルにプレーすることも必要。この2試合はその読みが十分ではなかった。相手に勢いのある立ち上がりはそうしないといけない。ボールロストで相手の成功が増えて、こちらは自信が低まった」と指摘している。

 そのうえで、広島の守備を「マンツーマンに近かった」と振り返り、「毎回、選手たちには複数の対策を与えている。この前の試合ではつなぐのか、もっとシンプルに蹴るのか迷いがあったように思う。立ち上がりは相手もフレッシュでエネルギーもあり、そこでプレスをかけてくる。無理をしてつなぐのは避けないといけない。相手の強度が落ちてきてプレーが出せるようになった。立ち上がりの相手の強度が高い時間帯はよりシンプルにプレーしたほうが良かった」と、戦術的な観点からの改善点を話した。

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