「いい面と悪い面を露呈」 伊東純也、勝ち越しゴール→“足裏タックル”&一発退場に海外言及「腹切り」
後半9分に勝ち越しゴールを挙げたのも束の間、同11分に危険プレーで一発退場
フランス1部スタッド・ランスは10月2日、リーグ・アン第9節でトロワと対戦。日本代表MF伊東純也は1得点1アシストと攻撃を牽引したなか、後半11分に上げた右足裏が相手の膝に入って一発退場となってしまった。1人少なくなったチームは終盤に2-2と追い付かれて終わり、現地メディアは「キーマンだったので打撃だった」と伝えている。
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9月の日本代表活動に参加していた伊東は、チーム合流後初戦となったトロワ戦で2トップの一角として先発出場し、序盤から見せ場を作る。
前半13分、ペナルティーエリア付近でダイアゴナルな動きでボールを引き出すと、右サイドから中央へクロスを供給。これにイングランド人FWフォラリン・バログンが反応して押し込み、伊東は先制ゴールをアシストした。
伊東は前半39分、敵陣右サイドからゴール前にクロス。ファーサイドでフランス人DFアンドリュー・グラヴィヨンがフリーでヘッドもネットを揺らせず。それでも、スタッド・ランスは1点のリードを保って前半を折り返した。
後半6分、スタッド・ランスはGKイェフヴァン・ディウフが右サイドからのバックパスを処理ミスして失点を喫し、同点に追い付かれた。その2分後、ゴール前で浮き球に右足を伸ばすも届かなかった伊東だが、直後に右サイドからのクロスをワンバウンドで合わせ、今季3ゴール目を挙げて勝ち越しに成功した。
しかし、喜びも束の間、同11分にボールを追ってトロワのエクアドル代表DFジャクソン・ポロソにタックルを仕掛けた伊東が上げた右足裏が相手の左膝に入り、これがレッドカード判定となって、30分以上を残してピッチをあとにすることになった。1人少なくなったスタッド・ランスは必死に耐えていたが、後半45分に失点して2-2の引き分けに終わった。
フランスのサッカー専門誌「SO FOOT」は、「伊東は退場までキーマンだったので(スタッド・ランスにとっては)打撃だった」とレポート。衛星放送「ビーイン・スポーツ」も「伊東がいい面と悪い面を露呈」「日本人が腹切り(退場)」と伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)