英記者が日本代表の4選手に低評価「ポジションを失った」「クオリティーが足りない」 エクアドル戦先発11人の採点は?

田中碧は「忙しく動き回ったが…」 三笘薫は「ベンチからの選択肢となる可能性は高い」

<MF/FW>
■柴崎 岳(レガネス) 5点
 キャプテンを務めたが、レギュラーの遠藤航(シュツットガルト)のような存在感やパーソナリティーには欠ける。誠実な努力家だが、スタメンで起用するにはクオリティーが足りていない。

■田中 碧(デュッセルドルフ) 6点
 アメリカ戦で活躍した守田英正(スポルティング)からポジションを取り戻すチャンスが与えられた。忙しく動き回ったが、それにふさわしいパフォーマンスを見せたとは言えない。

■堂安 律(フライブルク) 6点
 エネルギッシュだったが、彼も先発入りするのに十分な働きをしたかどうかは疑問が残る。伊東純也(スタッド・ランス)を差し置いてチームに入るのは難しい。

■南野拓実(ASモナコ) 5点
 森保ジャパンではファーストチョイスだったが、ついにポジションを失った。無気力なプレーで、スタメンに入るべきでない理由をすべて明らかにしてしまった。

■三笘 薫(ブライトン) 6点
 エクアドルDFを抜き去る場面は少なかったが、相手のラインを下げ、クロスを上げて能力の高さは垣間見せた。先発としては少し期待外れで、ベンチからの選択肢となる可能性は高い。

■古橋亨梧(セルティック) 5点
 アメリカ戦での前田大然(セルティック)と同様、不運にも前線で孤立した。数少ないプレー機会のなかでもでためらいが見られた。絶好のチャンスを逃したか?

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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