英記者が日本代表の4選手に低評価「ポジションを失った」「クオリティーが足りない」 エクアドル戦先発11人の採点は?
【識者の目】シュミット・ダニエルは「トップクラスのセーブ」と称賛
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は9月27日、ドイツ・デュッセルドルフで行われた国際親善試合でエクアドル代表(同44位)と対戦し、0-0と引き分けた。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が日本のスタメン11人を採点。多くの選手を及第点とした一方、「クオリティーが足りない」「ポジションを失った」「孤立した」と数選手に低評価を与えた。
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日本代表・エクアドル戦の先発メンバー採点(10点満点)
<GK>
■シュミット・ダニエル(シント・トロイデン) 6点
序盤はハイボールやクロスの処理に手こずっていたが、90分間の間で確実に改善され、安定していった。エネル・バレンシアのPKではトップクラスのセーブ。
<DF>
■山根視来(川崎フロンターレ) 6点
ワールドカップでは酒井宏樹(浦和レッズ)のバックアップとして出場する可能性が高いが、森保監督がスタメンに選んでも違和感がないプレーを再び見せた。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ) 5点
ミチャエル・エストラーダに対する不器用なチャレンジでエクアドルに勝機を与えてしまった。堂々たるパフォーマンスとはいかず、板倉滉(ボルシアMG)が万全であればプレッシャーがかかるに違いない。
■伊藤洋輝(シュツットガルト) 6点
谷口同様にワールドカップで先発の座を狙うには存在感に欠けていた。
■長友佑都(FC東京) 6点
エネルギッシュで堅実なプレー。森保監督も彼があと5歳若ければ90分フル出場できたと思っていたに違いない。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。