「軌道に乗り始めた」 今季好スタートのアーセナル、英紙が安定感を称賛「完全に支配的なパフォーマンス」

アーセナルは6勝1敗の勝ち点18で首位を維持【写真:ロイター】
アーセナルは6勝1敗の勝ち点18で首位を維持【写真:ロイター】

開幕7試合で6勝1敗と首位キープ

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間9月18日に行われたプレミアリーグ第8節でブレントフォードに敵地で3-0と快勝し、昨季開幕戦で黒星をつけられた相手に雪辱を果たした。6勝1敗の勝ち点18で首位を維持した“ガナーズ”の戦いぶりを地元メディアも「完全に支配的なパフォーマンス」と称賛している。

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 近年トップ4の座から遠ざかっているアーセナルがついに完全復活となるのか。ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスやウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコら新戦力を加えて迎えた今季は悪夢の3連敗スタートだった昨季から一転し、開幕から破竹の5連勝を飾り、首位に立った。

 第6節でマンチェスター・ユナイテッドに初黒星をつけられたものの、公式戦2試合の延期を挟んで迎えたブレントフォード戦は3-0で快勝。この試合では15歳181日のMFイーサン・ヌワネリがプレミア史上最年少デビューを飾るなど明るいニュースもあった。

 そんな絶好調のチームを、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダート」も絶賛している。最終的に5位で終わった昨シーズンもそうだったように近年は調子の波が激しいチームだったが、同紙は「以前のアーセナルの試合はまるでジェットコースターのように感じられたが、今はチームのバランスが良く、落ち着いている」と安定感を手にしたと指摘している。

 敵地でのブレントフォード戦と言えば、昨季開幕戦で0-2の完敗を喫した苦い記憶の残る場所だったが、今回はそれを払拭する3-0での快勝。同紙は「13か月前に敗れたチームとは思えない」「完全に支配的なパフォーマンス」「アルテタのプロジェクトが軌道に乗り始めた」と惜しみない賛辞を送っている。

 2003-04シーズンの無敗優勝を最後にプレミアリーグのタイトルから遠ざかっているアーセナルだが、今季はかつてのような支配的なパフォーマンスが戻りつつある。アルテタ監督が作り上げたチームはプレミアリーグの頂点に返り咲くことはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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