「目を見張るゴール」「特筆に値」 フライブルク堂安の決勝弾に独喝采、ELの相手3人翻弄ドリブル弾に賛辞「急成長のシンボル」

フライブルクで活躍するMF堂安律【写真:Getty Images】
フライブルクで活躍するMF堂安律【写真:Getty Images】

今季EL初戦で得意のドリブル突破から決勝ゴールをマーク、リーグ戦に続き2連連発と好調

 ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律は、現地時間9月8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節のカラバフ(アゼルバイジャン)戦で得意のドリブル突破から決勝ゴールを奪い、2-1勝利に貢献。先週末のリーグ戦に続く2戦連発の活躍ぶりに、ドイツメディアはリーグ首位に立つチーム状況と重ね合わせ「急成長のシンボル」と称えている。

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 カラバフとの今季EL初戦で先発した堂安が、またも結果を残した。1-0とリードして迎えた前半15分、敵陣右サイドから2人のDFの間を抜けて中央にカットイン。さらに相手1人が寄せてきたところでゴール中央へボールを持ち出すと、ペナルティーエリア内から左足を一閃し、追加点を決めた。

 3日のブンデスリーガ第5節レバークーゼン戦(3-2)に続く2戦連発弾が決勝ゴールとなり、フライブルクは2-1で勝利。リーグ戦で現在、4勝1敗で首位に立つチームと同様、堂安自身も好調をキープしており、これで今季公式戦7試合で4得点と、シーズン序盤から着実に結果を残している。

 今夏、オランダ1部PSVアイントホーフェンから加入後、眩い輝きを放つ日本代表アタッカーの姿に、現地メディアも賛辞を惜しまない。ドイツメディア「SWR.de」は、ELカラバフ戦で決めた相手3人翻弄のカットイン弾を「目を見張るようなゴール」と称えつつ、シーズン序盤で好スタートを切ったチームの「急成長のシンボル」と、戦力的価値の高さを強調して報じた。

 ドイツ紙「SPORTBUZZER」でも堂安の活躍ぶりに触れられ、「アゼルバイジャン王者を相手に最も目立つ1人となった。前半15分に2-0とする特筆に値するゴールを決め、チームがヨーロッパカップで成功するための道を開いた」と称賛。「この夏、最も高額な800万ユーロ(約11億円)で獲得したこの選手は、リーグ戦でも国際試合でも、好調なスタートを切るうえで重要な役割を果たした」と、費用に見合った働きぶりであることを綴っている。

 新天地で好スタートを切り、シーズン序盤にして不可欠な戦力であることを印象づけている堂安。フライブルクのリーグ戦、ELでの躍進のキーマンとして、現地ドイツでも大きな期待が寄せられている。

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