グラナダの新加入FWにコカイン使用が発覚 移籍金5億円を払わずに契約破棄へ
今夏移籍したエクアドル代表FWアングロが、ドーピング検査で陽性反応
スペイン1部グラナダに今季加入したエクアドル代表FWホセ・アングロは、ドーピング検査でコカイン使用が発覚し、450万ユーロ(約5億円)での移籍が無効になる事件が起きた。
グラナダは公式サイトで、エクアドル強豪インデペンディエンテ・デル・バジェの一員として参加した昨季のリベルタドーレス杯でのドーピング検査で、アングロがコカイン使用により陽性反応が出たことを発表した。
21歳のアングロは今季5億円の移籍金で加入し、5年契約を結んだばかりだったが、現在はチーム練習に参加していない。ピル・トラルボ強化部長も、アングロがコカインの陽性反応を示した事実を認めている。現在は移籍金を支払わず、契約破棄の手続きを進めているという。
バルセロナから若手の司令塔セルジ・サンペルを期限付き移籍で獲得するなどしたグラナダの今夏補強のなかで、攻撃陣の核として期待されたアングロだが、愚行によりキャリアを棒に振ることになるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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