移籍金ゼロで今も獲得可能な「無所属ベスト11」 総年齢“350歳超え”のなかに掘り出し物も…

行き場なき実力者たちを英メディアが特集

 欧州主要国の移籍市場は8月31日をもってクローズした。しかし、これはクラブ間での移籍についてで、無所属の選手については契約可能な状況となっている。これを受けて英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、“無所属のビッグネーム11人”を発表している。

 フォーメーションは3-4-3。最後方に構えるのはGKマーク・シュウォーツァーだ。長年オーストラリア代表の守護神を務め、日本を苦しめてきた男は、昨季“ミラクル・レスター”の第2GKを務めたものの退団。43歳という年齢ながらいまだ現役引退を口にはしておらず、精神的支柱として獲得するクラブが現れるかもしれない。

 最終ラインには、かつてビッグクラブでプレーしたDFマルティン・カセレス、フィリップ・メクセス、DFアレックスが並ぶ。カセレスはバルセロナやセビージャなどに所属した経験を持ち、昨季まではユベントスに所属した。年齢も29歳ということもあって、まだ老け込む年齢ではない。メクセス、アレックスはともに昨季限りでACミランと契約満了になったが、経験値は非常に高い。

 中盤はセンターにMFラウール・メイレレス、MFマテュー・フラミニ、サイドはMFデイヴィッド・ホイレット、MFステファン・セセニョンとなっている。派手なタトゥーと奇抜なヘアスタイルで知られるメイレレスはリバプールやチェルシーでもプレーしたが、フェネルバフチェ移籍後はピッチ内での問題行動が多く出場時間が減少している。

 メイレレスと同じく32歳のフラミニは、アーセナル時代にMFセスク・ファブレガス(現チェルシー)の相棒としてアーセン・ベンゲル監督に重用されたが、出場機会を失い昨季限りでガナーズを去った。かつての中盤のダイナモは、新天地で走るチャンスを与えられるのだろうか。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング