ACLラウンド16は日本勢対決

　ヴィッセル神戸はAFCチャンピオンズリーグ（ACL）のラウンド16、横浜F・マリノスとの対戦に向けた前日練習を8月17日に埼玉スタジアム第3グラウンドで実施。主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらが汗を流した。

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　神戸はグループステージで、上海ポート（中国）が大会の開幕直前に中国政府による“ゼロコロナ政策”の影響により出場辞退となり、傑志（香港）、チェンライ・ユナイテッド（タイ）との3チームグループに変更。2勝2分で1位通過を決めていた。

　その後、リーグ戦では不調続きで残留争いに巻き込まれて監督交代も経験するなかでACLの戦いを迎える。国内の公式戦での5戦未勝利を8月13日のJ1リーグ第25節・北海道コンサドーレ札幌戦（2-0）でストップした。

　この日のトレーニングにはイニエスタのほか、FW大迫勇也やFW武藤嘉紀といったアタッカーたちや、オランダなど海外で長くプレーしたMF小林祐希、浦和レッズでACL優勝を経験しているDF槙野智章といった日本代表経験者たちもずらりと顔を揃えた。

　クラブとして初出場となった2020年のACLでは4強敗退と悔しさを味わった。リーグ戦で首位を走る横浜FMとの日本勢対決は簡単なシチュエーションではないが、カップ戦はまた別物。タレント軍団が一発勝負で強さを見せつけられるか注目される。