「未だに怒りさえ覚えるぐらい鮮明に覚えている」 堂安律、涙の東京五輪から1年…開幕ゴールと同日の“運命”に決意新たに

堂安律が東京五輪を回想【写真:Getty Images】
堂安律が東京五輪を回想【写真:Getty Images】

ブンデス開幕戦でゴールを決めた堂安がちょうど1年前の東京五輪を振り返った

 ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律が、8月6日に行われたアウクスブルクとのブンデスリーガ開幕戦でスタメン出場。後半に左足ミドル弾を決め、4-0の勝利に貢献した。幸先良いスタートを切ったなか、堂安は自身の公式SNSを更新。昨年の同日に行われた東京五輪を回顧した。

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 堂安は今夏、オランダ1部PSVから完全移籍でフライブルクへ。PSVからビーレフェルトへ期限付き移籍した2020-21シーズン以来、2年ぶりにブンデスリーガへ復帰したなか、今季初の公式戦となった7月31日のDFBポカール1回戦カイザースラウテルン戦で先発すると、延長後半に決勝直接フリーキック(FK)を決め、2-1の勝利に貢献した。

 アウクスブルクとのブンデスリーガ開幕戦でも2列目の右サイドとしてスタメン出場。決勝ゴールを挙げたDFBポカールでの勢いを持ち込むように躍動感のある動きを見せると、3-0とリードして迎えた後半33分、ペナルティーアークでパスを受けた流れで、マッチアップした相手を上手く抑えながら左足ミドルシュートを突き刺した。チームの勝利に貢献。ブンデスリーガで幸先良いスタートを切った。

 そんななか、堂安は自身の公式SNSを更新。昨年8月6日にU-24日本代表として臨んだ東京五輪の3位決定戦メキシコ戦(1-3)の写真を投稿した。

「この日からちょうど1年が過ぎますが、、この写真を見返すと未だに怒りさえ覚えるぐらい鮮明に覚えています。まだまだ成長して活躍しないとこの日の悔しさは晴れへんかな。頑張ります」

 メダルを懸けた一戦で背番号「10」を付けて先発出場した堂安。だが、前半立ち上がりから主導権を握られ、後半33分にMF三笘薫のゴールで1点を返したものの、1-3の完敗だった。自国開催で金メダル獲得を目標に掲げていただけに、メダルまであと1歩のところで届かなかった。この悔しさは1年経ち、ブンデスリーガで開幕ゴールを挙げても晴れないという。今年はカタール・ワールドカップ(W杯)も控えているだけに、まずはクラブで結果を残し、大舞台で悔しさを晴らしてもらいたい。

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