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欧州CLベスト16がついに開幕 佐藤寿人&柿谷曜一朗が伝授する“お得”な楽しみ方とは?

欧州CLベスト16がついにスタート
欧州サッカー「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2025-26」のノックアウトフェーズ・ベスト16が日本時間11日より幕を開ける。世界的ビッグクラブから予想外の躍進を遂げるクラブまで、多種多様な顔ぶれがズラリ。FOOTBALL ZONEのYouTubeチャンネルでは、ベスト16の展望を元日本代表FWの佐藤寿人氏と柿谷曜一朗氏が対談形式で解説。そこでの内容を軸にしつつ、CLノックアウトフェーズの見どころを紹介する。
欧州を代表するクラブが名を連ねる中で、佐藤氏が最注目ゲームに挙げたのはレヴァークーゼン対アーセナルだ。アーセナルはリーグフェーズを全勝の1位で通過しており、得点23と失点4もいずれもトップ。対するレヴァークーゼンはオリンピアコスとのプレーオフを制してベスト16に勝ち上がってきた。
佐藤氏は「開幕前からアーセナルに注目していました」と明かし、快進撃を続けるイングランドの雄に注目。昨季の準決勝で最終的に優勝することになるパリ・サンジェルマンに敗れており、今季はリベンジに燃えている。対するレヴァークーゼンはブンデスリーガ無敗優勝を果たしたシャビ・アロンソ監督体制が終わりを迎えてのシーズンで、ベスト16進出を不安視する向きもあったが、佐藤氏は「リーグフェーズを戦いながらしっかりチーム力を上げていった。少し昨季のパリ・サンジェルマンを思い出しました」と分析した。

一方の柿谷氏は、もはや“CL名物”となりつつあるレアル・マドリード対マンチェスター・シティのカードに注目。レアル・マドリードはリーグフェーズで9位と苦戦したものの、プレーオフではベンフィカをトータル3-1で下してベスト16へ。マンチェスター・シティはリーグフェーズ8位でノックアウトフェーズに直接進出しており、僅差で違う道を歩んだ2チームの対戦でもある。
かつてバーゼル所属時にはCLの舞台でレアル・マドリードと対戦した経験を持つ柿谷氏は、5年連続となる顔合わせに「何回やんねんという(笑)。ただ、好きなカードを選べるなら、この対戦は見たいですよね」と本音を語りつつ、「歴史上でビッグイヤーを一番掲げているのはレアル・マドリード。ノックアウトフェーズなら力を出すんじゃないかと思っています」と、伝統の力を重視。近年のサッカー界を牽引するマンチェスター・シティについては「冬の移籍市場で(アントワーヌ・)セメンヨが加入して、さらに加速した印象です」と、その進化に太鼓判を押す。「注目せざるを得ない。早朝に起きて観る価値がある試合です」と表現した。
それ以外のカードを見ていくと、アーセナルとマンチェスター・シティを含む出場6チームがすべて勝ち残っているプレミア勢の存在感が際立つ。その中で柿谷氏は「そこに対してラ・リーガ勢がどこまで戦えるのか」という視点から「ニューカッスル対バルセロナも面白い」と指摘。プレミアリーグでもパワフルなサッカーで知られるニューカッスルと、テクニシャン揃いのバルセロナの激突は、互いの強みをぶつけ合う勝負になりそうだ。
チーム単位では、ノルウェーから躍進を続けるボードー/グリムトが目に留まる。リーグフェーズではアトレティコ・マドリードとマンチェスター・シティを下し、プレーオフではインテルを敗退に追い込んだチームについて、佐藤氏は「主体的にボールを持ったり、試合をコントロールすることができるチーム。力があるからこそ、ベスト16に残れたと思います」と、強豪を真っ向勝負でなぎ倒してきた強さに言及。人工芝のスタジアムを持ち、ホームで無類の強さを誇るだけに、「ホーム&アウェーのトータルでどうマネジメントするか」をさらなる躍進のカギとして挙げている。
そのほかにも、プレーオフでユヴェントスを破ったガラタサライも不気味な存在だ。ヴィクター・オシムヘンが最前線を支え、イルカイ・ギュンドアン、レロイ・サネ、マウロ・イカルディといったビッグネームも在籍。「強度の高い守備を武器に(リーグフェーズでは)リヴァプールにも勝っています。ただ、大味な試合になってしまうこともあって、安定感はないんです」と佐藤氏は懸念点を指摘。一方で柿谷氏は「相手が強ければ強いだけ能力を発揮する選手もいますよね」と見ており、相手が強ければ強いほど怖い存在となる可能性もある。ベスト16でのリヴァプールとの“再戦”は、その爆発力がどういう形で出るかも試合を左右しそうだ。

守田英正はボードー/グリムト相手に守備強度を出していけるか
かつては日本人にとって縁遠い存在だったCLだが、今季はリーグフェーズで数多くの日本人選手が出場しており、すでに“日常”になっている。ノックアウトフェーズに進出したのは、バイエルンの伊藤洋輝、リヴァプールの遠藤航、そしてスポルティングCPの守田英正。その中でも守田は注目チームであるボードー/グリムトとの対戦が待っている。
「ボードー/グリムトはボールを持てるチーム。スポルティングCPの守田英正選手が2試合を通して守備強度をどれだけ見せられるかが大事になってきます」と佐藤氏。さらにここを勝ち上がれば注目カードに挙げたレヴァークーゼン対アーセナルの勝者との対戦ということもあり、そのプレーが世界中からさらに注目される可能性もあるだろう。
様々な見どころがあるラウンド16の戦いだが、どこも最終的に目指すのはハンガリー・ブダペストで行われる決勝であり、優勝だ。トーナメント表の左側に優勝の実績を持つチームが集中し、右側はバルセロナのみが5回の優勝経験を持つという、やや偏った形となった。その中で佐藤氏はアーセナル、柿谷氏はレアル・マドリードの優勝を予想している。
佐藤氏が挙げたアーセナルは、CL優勝経験はなく、2005-06シーズンに唯一決勝に進出し、バルセロナに敗れた。ただ、近年CLの舞台に戻ってからは安定した戦いを見せ、前述のようにリーグフェーズは圧倒的な戦績を収めている。佐藤氏が優勝候補として推す理由の一つは、新加入のFWヴィクトル・ギェケレシュだ。「アーセナルは昨季も強かったのですが、純粋な9番タイプが不在だった。でも、今季はギェケレシュという良い補強ができました」と、リーグフェーズでは90分平均で約0.9点を記録したストライカーの存在感を強調。「プレミア勢はクオリティーも強度も抜きん出ている」と、リーグとしてのパワーにも注目していた。

柿谷氏がレアル・マドリードを挙げた最大の理由は、やはり「ビッグイヤーを一番多く掲げているチームだから」。3連覇(2015-16、16-17、17-18)の偉業を含む最多15回の優勝を誇り、伝統と経験は頭一つ抜けている。キリアン・エムバペやヴィニシウス・ジュニオールのような、勢いに乗ると手が付けられないアタッカーたちを擁していることもあり、「点を取れば乗ってくるし、逆に点を取られても気にしない選手が多い。メンタリティーがノックアウトフェーズに向いていると思います」と、一発勝負を得意とするチームカラーにも言及。過去の優勝のように、最後は圧倒的な個の力で大会を制圧することも考えられる。
ノックアウトフェーズは日本時間3月11日からスタートし、WOWOWが独占生中継する。ここから今季のCL視聴を始めようと考えている場合、どのように楽しむのがベストなのか。佐藤氏は「1stレグと2ndレグのトータルでの戦いは、ノックアウトフェーズならでは。1カードでもいいのでトータルで追ってみてほしい」と勧める。その理由としては「2試合の間に開催されるリーグ戦も含めて、どんなチーム状況なのかを見ながら楽しめます」と、各チームのストーリーに触れる楽しみ方を伝授。「そこまで知ることで、2試合分以上にお得な気分になれますから」と提案した。

熾烈さを増していくCLのノックアウトフェーズ。ベスト16から始まる激戦を迎えるにあたっては、本記事で紹介した見どころを活かし、WOWOWとともに最高の“CL観戦ライフ”を送ってほしい。
