「バロテッリは賞味期限切れの選手」 元フランス代表FWがニース加入の“迷える悪童”を酷評

リバプールが行った異例の“厄介払い”

 ベン・アルファが再起したように、バロテッリも同様のケースになり得るとチームが判断したのだろうと、デュガリー氏は語る。とはいえ、バロテッリの場合、期待しているシナリオ通りにはならないと考えているようだ。

「今のバロテッリは、正しい道をあまりにも長い時間に渡って見失ってしまった選手だ。彼はもう賞味期限が切れた選手だろう」

“迷える悪童”は、一昨季にリバプールで、昨季に期限付き移籍のミランで、それぞれリーグ戦1ゴールと不発に終わった。その結果を見る限り、「すでに終わった選手」と切り捨てるのは、ある意味、当然とも言える。

 リバプールはニースに対して、年俸よりも安い金額で保有権を譲渡するという、異例の厄介払いを行った。ニースで復活を期すバロテッリだが、栄光のW杯メンバーからはしばらく懐疑的な目で見られそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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