「恥ずかしくないのか?」 日本に衝撃敗戦、韓国で辛辣批判「じゃんけんも負けてはならない」

日本代表の3失点で完敗となった韓国代表【写真:高橋 学】
日本代表の3失点で完敗となった韓国代表【写真:高橋 学】

日本に敗れてE-1選手権優勝を逃した韓国のメディアが“名古屋の惨劇”に言及

 森保一監督率いる日本代表は7月27日、豊田スタジアムで開催のE-1選手権第3戦で韓国代表と対戦し、3-0と快勝して2013年大会以来2度目の優勝を決めた。韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」は「“負け犬”ではなく、蹂躙された最悪の敗北」「恥ずかしくないのか?」と報じている。

 初戦の香港戦で6-0と完勝した日本は、続く中国戦で0-0ドロー。優勝には勝利が必要ななかで迎えた韓国戦は後半に3ゴールを叩き込んで3-0と完勝し、森保ジャパン初タイトルを手にしてファンとともに歓喜に沸いた。

 一方、日本に敗れて優勝を逃した形の韓国は母国メディアから批判を浴びており、「じゃんけんも負けてはならない日本戦。状況がどうであれ敗北すれば失うものが多い。親善試合でもファンは必ず勝利することを要求し、国際大会ではなおさらだ」と綴り、2021年3月の日本戦で0-3と敗れた“横浜の惨劇”に触れつつ、E-1選手権の一戦を“名古屋の惨劇”と見なしている。

 今回の敗戦が衝撃的だったのは、11月にカタール・ワールドカップ(W杯)を控えていることも1つの要素だったとしつつ、「しかし、やはり最大の問題は相手が日本だからだ。 日本でなかったら、その影響はこれほど大きくなかったはずだ」と分析。“負け犬”を超える“最悪の敗北”と表現しつつ、次のように伝えた。

「今回の敗北で国民への謝罪を強要するわけではないが、深刻性を認識しなければならない。今回の敗北は“負け犬”ではなく、文字どおり蹂躙された最悪の敗北だった。負けてはならないが、負けても韓国の闘志を見せてほしいということだ。ファンもそれを望んでいる」

 負け方についても韓国メディアは批判しており、「恥ずかしくないのか?」と投げ掛けるなど、日韓戦の敗北は大きな波紋を呼んでいるようだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング