オーストラリアカップ・ラウンド32で2-0の勝利に貢献

　オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するFW指宿洋史が、現地時間7月30日に行われたオーストラリアカップ・ラウンド32のニューカッスル・ジェッツ戦で豪快なオーバーヘッド弾を決めると、日本代表選手らが反応し話題を呼んでいる。

　現在31歳の指宿はスペインのジローナやレアル・サラゴサB、CEサバデル、セビージャなどでプレー。2014年夏にアルビレックス新潟へ加入し、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレを経て、21年1月に清水エスパルスに加入。

　そして今年の1月14日に清水からアデレード・Uへ完全移籍をすると、翌日のメルボルン戦で後半26分から途中出場し、移籍後初ゴールをマーク。21試合6ゴール1アシストの記録を残した。

　そんななか、指宿は30日に行われたオーストラリアカップ・ラウンド32のニューカッスル・ジェッツ戦に先発出場をすると、1点リードで迎えた後半34分に素晴らしいゴールを決める。

　敵陣ペナルティーエリア手前やや左サイド寄りからMFザック・クラフがゴール前にクロスを上げると、ボールは走り込んだ指宿のやや背後気味へ。指宿は来たボールに機転を利かせて流れるように反転し、宙に跳びながら右足で回し込むようにシュートを放つと、ゴール右隅に突き刺さった。

　このオーバーヘッド弾を自身の公式SNSで公開すると、ファンからは「なんというゴール」「素晴らしい」「めちゃくちゃえぐい」「ヤバすぎ」「お見事」「ゴラッソ」「リアル大空翼」とさまざまな称賛や感嘆のコメントが寄せられている。

　また、浦和レッズの日本代表DF酒井宏樹と清水時代の同僚の同代表GK権田修一が拍手の絵文字を交えて祝福。さらに湘南時代の同僚の浦和DF馬渡和彰は「いぶくんスーパー」、横浜F・マリノスのDF松原健も「スーパーウルトラナイスゴールです」と称賛している。