スアレスが欧州に別れ ユニフォーム着用で古巣ナシオナル加入を正式発表「近いうちに会おう!」

ルイス・スアレスが古巣であるナシオナルに加入【写真:Getty Images】
ルイス・スアレスが古巣であるナシオナルに加入【写真:Getty Images】

自身のSNSで報告「再びナシオナルのユニフォームを着ることを誇りに思う」

 2021-22シーズン限りでスペイン1部アトレティコ・マドリードとの契約が満了となり、去就が注目されていたウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、古巣である母国の名門ナシオナルと契約を結んだことを発表した。

 スアレスは、2005年に下部組織から育ったナシオナルでプロデビューを果たすと、その1年後にはオランダのフローニンゲンへ移籍。そこからアヤックス、リバプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードと欧州の名門を渡り歩き、今回、16年ぶりにナシオナルに戻ることとなった。

 アトレティコとの契約が満了を迎えた後、スアレスにはアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCやドイツ1部ドルトムントなどが関心を示していたが、ファンがSNS上で復帰を熱烈に懇願していたナシオナルへ加入することとなった。

 自身のツイッターにアップされた動画で、スアレスは「とてもエキサイティングだった。すべての動画とメッセージが、僕たちのもとに届き、心に染み渡った。再びナシオナルのためにプレーする、この機会を逃すことは不可能だった。この新しいステージを楽しみたいし、近く会えるはずだ。大きなハグをみんなに送るとともに、僕に示してくれた愛情に感謝したい。近いうちに会おう!」とコメント。また、ナシオナルのユニフォームを着用した写真には「このユニフォームを再び着られることを誇りに思う」と、メッセージを付けて、幼少時代から育った古巣への復帰を喜んだ。

 なお、スペイン紙「マルカ」によれば、スアレスとナシオナルの契約は、今冬のカタール・ワールドカップ(W杯)開幕までの短期間になっており、キャリアで最後となるであるW杯に向けて、母国で万全の状態に整えたい意向があるようだ。

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