W杯最終予選の白星発進を誓う清武 セビージャでの「いい流れを持っていきたい」

初挑戦のスペインで得た自信

 日本代表MF清武弘嗣(セビージャ)が、今季から挑戦中のスペインで磨きをかけたプレーをハリルジャパンで披露する。ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、9月1日のUAE戦(埼玉スタジアム)、6日のタイ戦(バンコク)のために代表チームに合流した清武は、「プレッシャーはない」と自信をのぞかせ、「引き分けはいらない」と勝利にこだわる姿勢を見せている。

 日本代表は30日に埼玉県内でトレーニングを行い、強い雨が降るなかでの冒頭15分間のみが報道陣に向けて公開された。スペインから帰国したばかりの清武は練習後、移籍後初めての代表でのゲームに向けて、新天地でのプレーを持ち込みたいと意気込んだ。

「開幕から試合に出させてもらえているので、嬉しいことです。代表に来て、いい流れをそのまま持っていきたいと思います」

 清武は今夏にハノーバーからセビージャに移籍。初挑戦ながら、UEFAスーパー杯でレアル・マドリードと、スペイン・スーパー杯でバルセロナと対戦するなど、いきなり世界屈指のメガクラブとの対戦を経験。リーグ戦でも2試合連続でスタメン出場し、開幕戦のエスパニョール戦では1得点1アシストと鮮烈なデビューを飾った。

 セビージャを率いる戦術家ホルヘ・サンパオリ監督と、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督には共通点もあると語っている清武。代表とクラブは「全く別物」と語っているが、生かせる部分もあると主張している。

 

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