原口が誓う日本代表でのレギュラー奪取 「結果を出すしかポジションを奪う道はない」

ブンデス開幕戦でMOMに輝くなど好調も「クラブと代表は全然違う」

 ドイツで成長を続ける若武者が、ハリルジャパンでのレギュラー奪取に燃えている。日本代表は30日に埼玉県内でトレーニングを行い、強い雨が降るなかで冒頭15分間のみ公開された。トレーニングを終えたヘルタ・ベルリンのFW原口元気は「やっぱり結果を出したいですよね。それしかポジションを奪う道はないと思うし、奪っていきたいので」と、あらためて9月1日にスタートするワールドカップ(W杯)アジア最終予選へ向けた日本代表チームでの活躍に決意を示した。

 原口はブンデスリーガ開幕戦となった28日のフライブルク戦に先発フル出場すると、2ゴールに絡む活躍が評価されて地元紙「キッカー」のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。そうした勢いを日本代表での活動に持ち込みたいところだが、原口は「クラブと代表は別」として切り替えることの重要性を話した。

「(開幕戦では)そこそこ手応えのあるゲームができた。ただ、代表は全然違うものなので、良いイメージでというよりもしっかり切り替えていきたい。今日もほぼフルメニューをやって思ったより体が動きましたし、やれることをやってコンディションを整えるのが一番大事。戦術や役割も違うので、そういう準備も含めて良い準備をするだけなんで」

 あくまでも、クラブはクラブ、代表は代表というスタンスを明らかにした。そこには、バヒド・ハリルホジッチ監督が求める攻撃戦術と役割に「クラブとはまた違うもの。よりダイレクトにゴールに向かっていくことを求められるので、チャンスメークよりも仕留めるプレーが求められる」という違いがあると語る。

 

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