チェルシーはクリバリとの長期契約が目前 指揮官はさらに2人のCB獲得をリクエストか

チェルシーと契約間近とされるクリバリ【写真:Getty Images】
チェルシーと契約間近とされるクリバリ【写真:Getty Images】

クリバリ獲得後には、アケやキンベンベの獲得に乗り出すと報じられる

 イングランド1部チェルシーは、今夏の移籍市場で新たなセンターバックの獲得に動いている。イタリア1部ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ獲得が近いと報じられているなかで、英紙「メトロ」によると、トーマス・トゥヘル監督はさらに2人のセンターバックの補強を希望しているという。

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 チェルシーは、31歳のクリバリに対してボーナスを含めて3380万ポンド(約55億円)を提示し、移籍交渉をまとめようとしている。ナポリとの契約が1年となっているクリバリは、すでに個人条件でチェルシーと合意に達しているようで、週給は16万ポンド(約2600万円)になるという。

 しかも、ロマン・アブラモビッチ前オーナーの体制では、30歳以上の選手とは短期の契約しか結ばなかったチェルシーだが、クリバリには3年プラスオプションの1年、あるいは4年プラスオプションの1年という長期契約を提示しているようだ。

 ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督は「私はクリバリに残ってほしいと思う。特に、2022-23シーズンはキャプテンを務める予定だからね。もし彼が離れる決断をしたら、これまでの貢献に対して感謝を惜しむことはしないだろう。別の選択をすることになれば、私たちは彼の最善を願うだけだ。彼はそれに値する」と、移籍を容認しているともとれるコメントをしている。

 チェルシーは昨季限りで契約満了となったドイツ代表DFアントニオ・リュディガーがスペイン1部レアル・マドリードへ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンがスペイン1部FCバルセロナへ移籍。さらにスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ、スペイン代表DFマルコス・アロンソも、退団を希望しているとされる。

 そのため、トゥヘル監督はさらなるセンターバックの補強を要求しており、イングランド1部マンチェスター・シティのオランダ代表DFネイサン・アケ、さらに指揮官の古巣であるフランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベを順番に獲得したい意向があるという。

 多くの選手を入れ替えて、再び欧州制覇を目指すことになるチェルシーだが、シーズン開幕時にはどのような顔ぶれが並ぶことになっているだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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