シャルケ入り吉田麻也、移籍市場“精通”のイタリア人記者に感服 「奥さんにも言ってない事、知られてた。笑」
吉田麻也は日本人で3人目となるシャルケへの加入が決定
日本代表主将DF吉田麻也は、現地時間7月5日に新シーズンからドイツ1部へ昇格するシャルケへの加入が発表された。吉田は前日にシャルケ行きを報道し、移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏とツイッター上でやり取り。「奥さんにも言ってない事、知られてた」と、その情報網に感服した。
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吉田は6月末に前所属、イタリア・セリエAのサンプドリアと契約が満了。この夏、Jリーグの複数クラブから獲得オファーがあるとされ、さらには新シーズンのセリエA昇格が決まっているモンツァからもオファーが届いていることが明らかになっていた。
しかし、ロマーノ記者のレポートはいきなりのドイツ方面だった。現地時間7月4日に「シャルケは日本代表DF吉田麻也とフリートランスファーでサインする予定だ。明日にはドイツに飛んでメディカルチェックの予定だと聞いた。シャルケは日本との関係を続けるつもりだ。吉田はトラブゾンスポル(トルコ1部)を含むいくつかのオファーを断った」とロマーノ記者がツイート。そして、その言葉通りの現地時間5日にシャルケ入りが決まった。
吉田はこのツイートを引用し「This guy is incredible… even my wife didn’t know about Trabzonspor(この男はすごい…妻でさえトラブゾンスポルについては知らなかった) 奥さんにも言ってない事、知られてた。笑」と、トラブゾンスポルからのオファーは妻にも伝えてないと明かし、「この男は信じられない」と感服した。
また、ロマーノ記者もそれを受けて「マヤ、優しい言葉をありがとう。吉田の最新情報が欲しければ僕をフォローしてねと奥さんに伝えておいて!」と茶目っ気たっぷりの返信を行い、トレードマークの「Here we go!」のメッセージとともに「イタリアでプレーしてくれてありがとう。ドイツも楽しんで」とエールが送られていた。
ビッグクラブやビッグネームが中心ながら、名前と顔を明らかにして移籍情報を専門に扱う記者の存在が認められるヨーロッパらしさも垣間見える一幕に日本のツイッターユーザーも多く反応。吉田がオランダ、イングランド、イタリアに次ぐ欧州4か国目となるドイツでどのようなプレーをするのか期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)