独1部昇格のシャルケ、板倉滉の代役に吉田麻也の獲得目前 クラブSDが断言「深いところまで行っている」
トルコ1部トラブゾンスポルからもオファーがあったことを伊ジャーナリスト指摘
2022-23シーズンにドイツ1部に昇格するシャルケは、日本代表キャプテンであるDF吉田麻也の獲得に迫っているようだ。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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2021-22シーズンにドイツ2部リーグを制してブンデスリーガ昇格を決めたシャルケだが、中心選手の1人としてリーグ戦31試合に出場して活躍した日本代表DF板倉滉を、完全移籍で獲得することができなかった。そのため、守備的な選手の獲得に乗り出していた。
当初、シャルケはスコットランド1部セルティックからフランス人DFクリストファー・ジュリアンの獲得に迫っていた。選手との契約は合意に達し、メディカルチェックまで行ったが、クラブ間交渉が不調に終わり、別の選択肢を探る必要があった。
そこで浮上したのが、吉田だった。森保ジャパンのキャプテンは、2021-22シーズン限りでイタリア1部サンプドリアとの契約が満了し、移籍金ゼロで獲得ができるフリー選手となっていた。ビルト紙は「シャルケは明日、フリートランスファーのセンターバックと1年のオプション付きの1年契約を結ぶ」と、報じている。
また、シャルケのルーベン・シュレーダーSDも、「そうだ。それは本当だ。私たちは吉田麻也の彼の獲得に向けて、深いところまで行っている。彼の経歴を見れば、シャルケにとって非常に興味深い選手だ」と、獲得の可能性を認めている。
移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者も、自身のツイッターでこの件について触れ、「彼は明日、ドイツに飛び、メディカルテストを受ける」と状況を報じた。さらに「シャルケは日本人の時代を続けることになる。吉田はトラブゾンスポルを含め、多くのオファーを断った」と、トルコ1部トラブゾンスポルからのオファーがあったことも明かしている。
これまでW杯イヤーをどのクラブで過ごすか不透明になっていた吉田だが、欧州でキャリアを続けることが確実のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)