Jリーグ通の三谷紬アナがカタールW杯に熱視線 森保ジャパンで期待する注目選手は?

「ラブ!! Jリーグ」に出演するテレビ朝日の三谷紬アナウンサー【写真:徳原隆元】
「ラブ!! Jリーグ」に出演するテレビ朝日の三谷紬アナウンサー【写真:徳原隆元】

【インタビュー】スペイン、ドイツ、コスタリカと同居したW杯組み分けの印象は?

 森保一監督率いる日本代表は、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン、ドイツ、コスタリカと同じグループEに組み分けされた。優勝候補の壁を乗り越え、史上初のベスト8を果たせるか。現在、地上波で数少ないサッカー番組「ラブ!! Jリーグ」に出演するテレビ朝日の三谷紬アナウンサーに森保ジャパンの注目選手や対戦相手の印象について聞いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小田智史/全3回の3回目)

   ◇   ◇   ◇

――日本はカタールW杯のグループリーグでFIFAランキング7位のスペイン、同12位のドイツ、同31位のコスタリカと同居することになりました。

「厳しい組み分けだと言われるのは仕方ない部分があると思います。選手のみなさんもそれは理解したうえで、4年に一度の舞台で、初戦からドイツという世界トップレベルの相手と対戦できるのはやりがいのあることだと話されていました。私たちファンからしても、いきなり強豪と戦うのを見られる稀有な機会だと思います。正直、『やってやれ!』と思います(笑)。6月シリーズを踏まえての課題はまだあるとは思いますが、日本のサッカーを見せてほしいですし、例えば堂安律選手のように、強い気持ちで臨んでいる姿を見ると、私も優勝を目指して全力で応援しようと強く思います」

――優勝回数4回のドイツ、2010年の南アフリカ大会で世界一に輝いているスペインの印象があれば教えてください。

「スペインは東京オリンピックのイメージが残っています。カテゴリー、メンバーは違うと言えど、対戦して悔しい思いをしているので、板倉(滉)選手や久保(建英)選手は『今度は勝ってやる!』という気持ちが強いのではないかと思います。スペインにも東京オリンピックに出場したメンバーは何人かいると思うので、魂のぶつかり合いになるはずです。ドイツは優勝を4回経験していますし、難しい戦いになるのは間違いないですが、今の日本代表にはドイツのブンデスリーガでプレーしている選手が多いので、ドイツのサッカーについて分析できていることも多い気がします。個の力に長けたドイツにどのように対抗していくか、楽しみにしています」

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