今季も称えられる岡崎の献身性 アーセナルに0-0も「ファンタスティックな奮闘ぶり」と英紙絶賛

2試合で勝ち点1と苦しいスタートに

 レスターの地元紙「レスター・マーキュリー」は、この試合の採点を公開。10点満点の採点でチームトップの評価を受けたのは、FWヴァーディと中盤の舵取り役であるMFドリンクウォーターの「8点」だった。

 そして、岡崎はマフレズら他4人とともにチーム3位タイの「7点」を獲得している。岡崎は昨季のリーグ戦で通算5得点と、FWとしては物足りない成績に終わりながら、労を惜しまぬ守備での奮闘を称えられ、確固たる地位を確立した。今季もその評価は変わらないようで、「小さな日本人ストライカーはファンタスティックな奮闘ぶりだ。グラウンド上を駆けまわり、スタンディングオベーションを受けた」と絶賛されている。

 新加入のMFメンディは存在感を示せず、他4選手とともにワーストタイの「6点」となった。開幕戦で岡崎から定位置を奪ったFWムサも途中出場したが、この日はインパクトを残せなかった。

 開幕戦では昇格組ハル・シティに1-2で敗れたレスターは、プレミアリーグ史上初めて前年王者が開幕戦で敗れるという不名誉な記録を打ち立てる最悪のスタートを切った。昨シーズンに唯一勝てなかったアーセナルから今季初勝点を獲得したとはいえ、2試合を終えて1分1敗。クラウディオ・ラニエリ監督率いるミラクルチームは、まだエンジンがかかりきっていないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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