今季も称えられる岡崎の献身性 アーセナルに0-0も「ファンタスティックな奮闘ぶり」と英紙絶賛

前半から攻守に奮闘し後半22分までプレー

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、20日(日本時間21日)に本拠地キングパワースタジアムでアーセナルと対戦。持ち味のカウンターからゴールに迫るも決定力を欠いて、スコアレスドローに終わった。岡崎は先発出場したが得点には絡めず、後半22分にベンチへ下がったが、英メディアからは今季もその献身的な働きぶりを高く評価され、「ファンタスティックな奮闘ぶり」と絶賛されている。

 開幕戦はベンチスタートとなった岡崎だが、この日はFWヴァーディとのコンビでスタメンに名を連ねた。先発11人中10人が昨季の優勝メンバーとなり、チェルシーへ移籍したMFカンテの代わりに新加入のMFメンディが起用された。

 前半はアーセナルがボールを支配する展開となったが、スコアレスで迎えた後半にはレスターも、得意のカウンターから何度か好機を作り出した。しかし、MFオルブライトンとMFマフレズの両翼のスピードを生かした突破からゴールに迫ったが、ネットを揺らすところまでは至らなかった。

 前半から攻守にフルスロットルでピッチを駆け回った岡崎は、後半22分にFWウジョアとの交代でピッチを後に。その直後の同23分、マフレズが右サイドをドリブルで駆け上がり、中央のヴァーディへラストパスを送ったが、パスはDFにカットされた。さらに同25分にはオルブライトンが高い位置でボールを奪ってヴァーディへつないだが、エースのシュートは枠を外れた。

 一方のアーセナルは開幕戦を欠場したDFコシエルニーが素早い出足でチャンスの芽を摘むなど、要所を締める守備でチームに貢献した。しかし結局、両者無得点で試合終了のホイッスルを迎え、勝ち点1を分け合った。

 

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