南野拓実、リバプール残留の希望「打ち砕かれた可能性」と英報道 クロップの「信じられない」評から一転、余剰人員へ
22歳FWヌニェスを完全移籍で獲得、リバプールの戦略も影響
イングランド1部リバプールの日本代表MF南野拓実の去就に注目が集まるなか、クラブが22歳の新鋭FWを獲得したことを受けて、「クロップ監督に『信じられない』と言わしめた選手が今夏に退団の見込み」と南野の動向に触れている。英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えた。
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南野は今季、公式戦24試合に出場して10ゴールをマーク。FAカップで3ゴール、リーグカップで4ゴールはいずれもチーム最多得点を記録し、国内カップ2冠達成に貢献した。しかし、今夏は退団の可能性が高いと報じられている。
記事では「11月、クロップ監督は南野を『信じられない』と評したが、それ以来、戦力が充実しているピッチ上でレギュラーとしてプレーできていない」と指摘。さらに追い打ちをかけるように、6月14日にベンフィカからウルグアイ代表の22歳FWダルウィン・ヌニェスを完全移籍で獲得した。「マネがバイエルン・ミュンヘンに移籍し、この日本代表選手は来季、アンフィールドでより重要な役割を果たすことを期待していたかもしれないが、8500万ポンドで獲得したダルウィン・ヌニェスによって、それが打ち砕かれた可能性がある」と言及している。
南野の退団は既定路線とされ、「リバプールは今夏、南野拓実を売却する見込みで、リーグ・アンのリヨンが獲得に興味を示しているとされる」と報道。また、フランス国内のライバルであるモナコも狙っているという。リバプールがチームの年齢構成を下げていることから、「この戦略により、南野やACミランへの移籍が近いディボック・オリギのような年長の選手は余剰人員となってしまった」と付け加えている。
11月にカタール・ワールドカップを控えるなか、6月シリーズで日本代表に招集された南野の状態は代表チームにも大きな影響を及ぼす。「南野がW杯の日本代表メンバーに選ばれるためには、来季もレギュラーとしてプレーしなければならない」と記しているなか、果たして新天地はどこになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)