ローマ新加入のMFマティッチ、決断理由は名将モウリーニョ “再タッグ”で称賛「エネルギーを伝えてくれる」
モウリーニョ監督について「彼と働くのは簡単なだけではなく、とても難しいこともある」
イタリア1部ASローマは6月14日、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドとの契約満了を迎え、退団するセルビア代表MFネマニャ・マティッチが加入すると発表した。2023年6月30日までの1年契約をローマと結んだマティッチは、クラブの公式サイトで声明を発表している。
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これまでチェルシー、ユナイテッドと、イングランドの名門を渡り歩いてきたマティッチは、両クラブで現ローマのジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に加え、UEFAヨーロッパカンファレンス(UEL)を制した史上唯一の監督であるモウリーニョ監督の存在も、マティッチがローマ入りを決めた要因の1つのようだ。
クラブの公式サイトを通じてマティッチは、「このクラブに加入できたことを嬉しく、誇りに感じている。チームメイトと新たなシーズンをスタートさせることが待ちきれない。ローマはビッグクラブで、素晴らしいファンと監督、誰もが知っているジョゼ・モウリーニョがいる。ここに加入する決断が、簡単に下せた。一緒に仕事をすることで、何か偉大なことを成し遂げたらと思う」と、コメントを発表している。
また英紙「ザ・サン」によると、モウリーニョ監督の下でプレーした経験のあるマティッチは、「彼と働くのは簡単なだけではなく、とても難しいこともある。だが、彼は勝者であり、僕がキャリアのなかで勝利をするために、監督に求めるものそのものだ。彼は勝者であり、そのエネルギーを選手に伝えてくれる。一緒に大きなことができると思っている」と、ポルトガル人監督への厚い信頼を口にした。
ユナイテッドで5シーズンを過ごしたマティッチ。新天地となるイタリアで、どのようなプレーを見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)