レギュラー奪取に前進? セビージャ清武がバルサ戦に先発、0-2敗戦も攻守に奮闘

アウェーのバルサが、スペインスーパー杯第1戦で貫禄の先勝

 スペインスーパー杯第1戦が14日(日本時間15日)に行われ、日本代表MF清武弘嗣の所属するセビージャとバルセロナが激突した。バルセロナFWルイス・スアレスの先制弾などで昨季の国内二冠王者が2-0で先勝。清武は先発フル出場して献身的な動きを見せたものの、得点には絡めなかった。

 清武はレアルとのUEFAスーパー杯では3トップの右を務めたが、この日は4-3-3の右インサイドハーフに入り、セビージャの本拠地サンチェス・ピスファン初お披露目となった。一方敵地に乗り込んだバルセロナはFWメッシ、L・スアレス、MFイニエスタらお馴染みの面々が並び、五輪で不在のFWネイマールの位置にはMFアルダが入った。

 キックオフ直前の気温が32度という過酷な条件のなか、サンパオリ監督が試合前に宣言したとおり、セビージャが果敢なプレスを仕掛けてボール保持を高めようと試みた。清武は前線でのパス回しでリズムを作りつつ、鋭い出足でMFブスケッツからボール奪取するシーンもあるなど、果敢なプレーを見せた。

 一方のバルサはDFマテュー、イニエスタが前半途中で立て続けに負傷。新加入のDFディーニュ、MFデニス・スアレスのふたりを投入する想定外の事態に。決定機こそ作れなかったもののセビージャが押し込み、スコアレスで前半を折り返した。

 

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