レギュラー奪取に前進? セビージャ清武がバルサ戦に先発、0-2敗戦も攻守に奮闘

後半にセビージャは3-4-3に変更

 後半に入り3分、バルサはD・スアレスの右からのクロスにL・スアレスがバックヘッドで合わせるなど圧力を強めてきた。そして同9分、バルサらしい連携が発動する。D・スアレスが同じような位置から上げた浮き球パスにアルダが反応し、胸でゴール前のスペースに落とす。それに走り込んだL・スアレスが落ち着いて蹴り込み、貴重なアウェーゴールを奪い取った。その直後にはL・スアレスのワンツーでメッシが抜け出してシュートを放つなど、セビージャの対応が後手に回り始めた。

 サンパオリ監督は3-4-3にシステム変更し、清武は中盤センターだけでなく両サイドに顔を出すなど目まぐるしくポジションチェンジして活路を見出そうとした。しかしDFマスチェラーノ、DFピケらバルサ守備陣を崩すには至らず、逆に同35分、カウンターからメッシのスルーパスを途中出場のFWムニルが決めて、大きな2点目を奪った。17日(日本時間18日)にカンプ・ノウで行なわれる第2戦に向けて、バルサとしては大きなアドバンテージを得た。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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