リバプールFWサラー、CL決勝敗退の“癒えない傷” 「やり直せるなら、すべての個人賞を返上してもいい」

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:ロイター】
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:ロイター】

数々の個人賞を受賞する充実のシーズンも、CL決勝の敗戦を悔しがる

 イングランド1部リバプールは、2021-22シーズンにFAカップとリーグカップの2冠を達成した。しかし、エジプト代表FWモハメド・サラーにとっては、悔しいシーズンになったようだ。自身のツイッターで想いを吐露している。

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 2021-22シーズンのサラーは、公式戦51試合に出場して31得点16アシストを記録。プレミアリーグの得点王とアシスト王に輝いたほか、イングランドサッカー記者協会が選出する最優秀選手賞、イングランドサッカー選手協会(PFA)のファンが選出する年間最優秀選手賞も受賞している。

 充実したシーズンを過ごした一方で、プレミアリーグではマンチェスター・シティに次ぐ2位となり、2017-18シーズン決勝(1-3)のリベンジを期したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも、再びレアル・マドリードに0-1で敗れた。

 シーズンを終えたサラーは、「同じシーズンに、ファンとスポーツジャーナリストに認めてもらえるというのは、とても特別なことで決して忘れられない。それでも、もう一度、(CLの)決勝をやり直せるなら、すべての個人賞を返上してもいい。でも、サッカーとはそういうものではない」と、拭い去れない悔しさを明かした。

 さらに、「言葉で表現できないくらい、あのトロフィーをリバプールに持ち帰りたかったが、最終的には達成できなかった。ファンのみんなのサポートには、感謝しきれない。とても長いシーズンだったけれど、僕のなかには明日にでも新シーズンが始まってほしいという思いがあるよ」と、すぐにでもシーズンを始めたい思いも続けている。

 2022-23シーズンは、リバプールとの契約の最終年となるサラー。すでにリバプールでのプレー続行を表明しているが、果たして新シーズンは、いくつのトロフィーをチームにもたらすことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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