「三笘を試してもいい」 闘莉王がブラジル戦の“キーマン”に指名「ダニエル・アウベスじゃ止められない」
ブラジルの両SBを突くべく、南野をCF、三笘を左サイドに置く形を提言
森保ジャパンは6月6日、新国立競技場での国際親善試合でブラジル代表と対戦する。過去11試合対戦して2分9敗と“カナリア軍団”相手に未勝利の日本だが、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、カタール・ワールドカップ(W杯)優勝候補の死角を指摘。「ダニエウ・アウベスじゃ三笘を止められない」と左サイドの優位性を主張している。
闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話は、森保ジャパンが挑むブラジル戦がテーマだ。
ブラジル生まれの闘将は、W杯南米予選無敗という絶好調のセレソンに、脆さも見て取っていた。
39歳にしてチッチ監督の右サイドバック(SB)のファーストオプションとして奮闘するFCバルセロナのDFダニエウ・アウベス、そして左SBにも注目している。
「(ブラジルは)両SBがイマイチ。左サイドに南野拓実選手が張ったり、いろいろオプションはある。スピードで緩急が使える三苫選手がいいんじゃないかなと思いますね。南野選手を真ん中にして、三苫を試してもいいのでは。ダニエウ・アウベスじゃ三苫選手を止められない」
森保ジャパンでは左サイドを主戦場とするリバプールのMF南野拓実を中央に配置し、3トップの左にはスピードスターのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズMF三笘薫を起用。三笘の局面打開力ならアウベスを攻略できると分析した。ブラジルを熟知する闘将ならではの、考察光る最新回になっている。
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