「W杯のことを考え過ぎていた」 サンプドリア吉田麻也、現地記者が今季“ワースト選手”と指摘「いくつもの破壊的なパフォーマンス」
「個人のミスがいくつかの勝ち点を失うことにつながった」
日本代表DF吉田麻也の所属するイタリア1部サンプドリアは、苦しみながらも最終節を目前にセリエA残留を決めた。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、シーズンを総括し、3人の番記者がクラブのシーズンMVP、成長した選手、そして、ワースト選手を選出。吉田はイタリア紙「ラ・スタンパ」のダニーロ・サンギネッティ記者から、ワースト選手に挙げられた。
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今シーズンの吉田は、リーグ戦26試合に出場して2得点3アシストを記録。シーズン序盤は先発出場していたが、2022年に入ってからは負傷による離脱に加え、マルコ・ジャンパオロ監督の就任後は、出場機会が減少していった。
2人の記者が今季のワースト選手に、イタリア代表MFステファノ・センシの名前を挙げたなか、「ラ・スタンパ」のダニーロ・サンギネッティ記者は、日本代表のキャプテンを最も期待外れだったと酷評した。
「吉田麻也は、日本代表とワールドカップのことを考え過ぎていた。その結果として、いくつもの破滅的なパフォーマンスがあり、個人のミスがいくつかの勝ち点を失うことにつながった。ハラキリ(切腹)は日が昇る国のものだと理解しているが、限度はある」
今シーズン限りでサンプドリアとの契約が満了となる吉田は、このままクラブを退団することが濃厚と報じられている。2010年に渡欧してから、10シーズン以上に渡って欧州で活躍を続けているDFは、どこに新天地を求めることとなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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