2戦連続ゴールで8強への望みをつないだ浅野 運命の第3戦へ「持っている力を120%出し切りたい」

2点ビハインドからの豪快な追撃弾で、勝ち点1獲得に貢献

 手倉森ジャパンのFW浅野拓磨(アーセナル)は7日(日本時間8日)のリオデジャネイロ五輪第2戦コロンビア戦に先発出場し、2試合連続ゴールを決めてチームをグループリーグ敗退の危機から救った。「持っている力を120%出し切りたい」と、第3戦のスウェーデン戦に向けた意気込みを語った。

 日本は後半にMFテオフィロ・グティエレスのゴールとDF藤春廣輝(G大阪)のオウンゴールで、2点のビハインドを背負う絶体絶命の展開となった。だが、そこから反撃を見せ、後半22分にFW南野拓実(ザルツブルク)のアシストから浅野が決めると、同29分にはMF中島翔哉(FC東京)のミドルで追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。

「まずは失点しないことをチーム全体で考えてましたけど、失点してしまったことは仕方がない。僕らには追いつく力があると思っていましたし、絶対に追いついて追い越せるなと思っていました」

 オーバーエイジのFW興梠慎三(浦和)と2トップを組んで先発した浅野は、持ち味のスピードで90分間相手の脅威になり続けた。2試合連続ゴールという結果も、初戦から続く守備陣のミスが響いて初勝利はお預けとなった。

 

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