「もったいない」 手倉森J主将の遠藤がナイジェリア戦の守備陣自滅を悔やむ

「諦めずに90分戦うことを意識した」

 それでも「こういう状況になった時にもっとパワーを出すことが必要なので、諦めずに90分戦うことは意識した」というキャプテンの言葉が象徴するように、後半の早い時間に2-5とされて3点差とされたところから2点を奪い返す意地は見せた。しかし、最終的には4-5で敗れる結果になった。

 直接的に失点に絡む場面はなかったが、中盤の中心として影響力を発揮したい存在だけに「4点は取ったが、失点がもったいないものが多かった」と守備崩壊を悔しがった。中2日で第2戦コロンビア戦が待ち受ける過密日程の中で、チーム立ち上げ時からキャプテンを務める男の求心力が立て直しには欠かせない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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