王国に鳴り響く大ブーイング 優勝候補ブラジルがリオ五輪初戦南ア戦で数的有利もドロー

初金メダル期待のネイマールら豪華3トップが不発

 ホスト国ブラジルは猛攻実らずにスコアレスドローに終わり、マラカナン・スタジアムに大ブーイングが響き渡った。リオデジャネイロ五輪本大会の男子サッカーは4日に開幕戦を迎え、グループAの優勝候補筆頭ブラジルは初戦で南アフリカと対戦した。後半14分に南アに退場者が出てからはブラジルが一方的に攻めた。しかし、オーバーエイジ枠で起用のFWネイマール(バルセロナ)擁する豪華攻撃陣はゴールを奪えずに0-0の引き分けとなった。

 ブラジルは先月31日に日本五輪代表との親善試合で起用されたバルセロナFWネイマール、来年1月のマンチェスター・シティ移籍が発表されたFWガブリエル・ジェズス、ガビゴルの異名を持つFWガブリエル・バルボサの豪華3トップを並べた。後方からラツィオでプレーするMFフェリペ・アンデルソンがサポートする豪華布陣を敷いた。

 前半はボールポゼッションのブラジルとカウンターの南アフリカという展開になり、ネイマールも2本の強烈なミドルシュートを放ったが、いずれもGKのファインセーブに阻まれた。一方の南アフリカも背番号10のMFキーガン・ドリーを軸にしたカウンターには鋭さがあり、何度もブラジルゴールを脅かした。しかし、双方ゴールは奪えずに0-0で前半を終えた。

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