イブラヒモビッチ、死去のライオラ氏“後継者”に浮上か 今季限りの引退も視野と伊メディア報道
ライオラ氏は今夏の移籍が注目されれるポグバやハーランドが顧客
先日、訃報が伝えられたサッカー界の大物代理人ミノ・ライオラ氏について、イタリア紙「トゥット・スポルト」は彼の有力な顧客でもあったカリスマストライカー、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが後継者への道を歩むと報じている。
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ライオラ氏は先月末に死亡説が流れた後に一度は「この4か月で2回も殺されている」と、それを否定するSNSへの投稿があったが、その後に家族が死亡を公表した。サッカー界では剛腕で知られるライオラ氏は、多くの高額移籍や契約を成立させてきた。
有力な顧客ではイブラヒモビッチの他にフランス代表MFポール・ポグバ、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドといった今夏の移籍市場でも去就が注目される選手たちがいる。契約延長や移籍交渉の行方を不安視する声もあるのが実情だ。
そうしたなかで、イブラヒモビッチは今季限りで引退する可能性が報じられている。そのセカンドキャリアには、当初からライオラ氏の事務所へ“弟子入り”するプランもあったという。今回、ライオラ氏の訃報を受けてサッカー界でのネームバリューではトップクラスに位置するイブラヒモビッチが後継者への道を歩む可能性があるとされた。
イブラヒモビッチはキャリアの中でイタリア・セリエAで“北の三強”と呼ばれるACミラン、インテル、ユベントスの名門全てに所属経験があり、イングランド・プレミアリーグでは名門マンチェスター・ユナイテッド、スペインでは強豪バルセロナでのプレー経験も持つ。さらにはフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)やオランダの名門アヤックス、米国のメジャーリーグサッカーも知るだけに、セカンドキャリアとして代理人を選択した際には人脈が武器になる可能性は十分にある。
これまでサッカー界をプレーで驚かせてきたカリスマストライカーは、カリスマ代理人としてサッカー界で次のキャリアを形成することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)