レスター岡崎、ICCバルサ戦で45分間躍動! ポストプレーで追撃弾演出などの活躍見せた

2−4負けもメッシ交代後はレスターが猛攻

 だが、レスターも後半に意地を見せた。再開と同時に大量7選手を入れ替え、2トップも先発のヴァーディとマフレズの二枚看板から岡崎とムサのコンビへ変更した。これが功を奏し、後半2分に岡崎がポストプレーからパスを受けたムサが自慢のスピードを生かしてハーフウェイラインから単独突破。DF2人を抜き去り、GKとの1対1も制して追撃弾をゲットした。

 この日はアシスト役としてバルサをけん引したメッシは同16分にMFアラニャとの交代でベンチへ下がった。この辺りからバルサは完全にトーンダウン。同20分、レスター得意のハイプレスからMFシュラップが右サイドでボールを奪うと、エリア内でパスを受けたムサが右足を振り抜き、この日2点目のゴールでその差を1点とした。同35分には岡崎が左からのクロスをヘディング狙ったが、枠を捉えることはできなかった。

 それでもバルセロナは同39分に17歳のMFムヒカが追加点を奪い、再びリードを2点に広げた。レスターの反撃は2点にとどまり、4-2でバルセロナが白星を手にした。

 岡崎は若手中心だったとはいえバルサDF相手に巧みなポストプレーとスペースへの走り込みでレスターの攻撃にリズムをもたらした。ポジションを争うムサがスピードと高い決定力でアピールしたのに対し、昨季から変わらぬ献身的なプレーでの存在感を示した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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