「目を閉じていた」 前田大然の決定機逸をレンジャーズOBが酷評「勇敢なら2-0だ」
ニール・マッキャン氏は前半42分にジョタのクロスを仕留め損ねた場面に言及
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は、5月1日に行われた宿敵レンジャーズ戦(1-1)で先制点をアシストする活躍を見せた。その一方でフィニッシャーとしては決定機を逃し、レンジャーズOBは厳しい評価を与えている。
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セルティックはFW古橋亨梧、前田、MF旗手怜央と日本人選手3人がスタメン出場。前半21分に伝統の一戦は早速スコアが動く。
ペナルティーエリア手前左で縦パスを引き出した前田は、縦に仕掛けて左足でクロス。これにポルトガル人FWジョタが飛び込んでボレーで合わせ、ゴールネットを揺らした。
前田は前半41分にもスペースへ抜け出して左サイドからゴール前の古橋へクロスを送ったが、シュートは外れ、さらにオフサイド判定。その1分後に、前田がジョタのクロスに飛び込んでチャンスを迎えるも、ヘディングで合わせることはできずにボールはゴールラインを割った
前田は後半10分にも旗手の縦パスがこぼれたところに右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上へ。アンジェ・ポステコグルー監督も絶好のチャンスを流し、頭を抱えた。
試合は後半22分にレンジャーズに追いついかれ、1-1の痛み分け。後半33分までプレーした前田に関して、1998~2003年にレンジャーズでプレーした元スコットランド代表FWニール・マッキャン氏は評論家として出演した英公共放送「BBC」で厳しい評価を突き付けた。
「ダイゼン・マエダが勇敢なら2-0だ。(レンジャーズGKの)アラン・マクレガーの存在が彼の動きを遅らせ、目を閉じていた。セルティックにはいくつもチャンスがあった」
先制点をアシストしたプレーは見事だったが、追加点を奪うチャンスを何度も逃した点をマッキャン氏は指摘していた。