「よく笛吹かなかったなー」 白熱のCLシティ×レアル戦、ゴール直前の“絶妙ジャッジ”に現役Jリーガーが感嘆
ジンチェンコが倒れたシーンはノーファウル判定、その後B・シウバのゴールが生まれる
イングランド1部マンチェスター・シティは、現地時間4月26日に行われたスペイン1部レアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦で壮絶な打ち合いを4-3で制した。横浜FCのFW小川航基は、SNSで「いやーすごい試合だった」と感嘆しつつ、シティの4点目が生まれたシーンに着目している。
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ホームのシティは前半2分、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズのクロスにベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがダイビングヘッドで合わせて先制。さらに、同11分にはペナルティーエリア内でボールを受けたブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが反転からゴールネットを揺らし、リードを広げた。
その後、レアルの反撃を食らい、3-2で迎えた後半29分だった。シティはウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが敵陣ペナルティーエリア手前でドリブルを仕掛け、切り返しの際にレアルのドイツ代表MFトニ・クロースと交錯して倒れるもノーファウル判定。すかさずこぼれ球を拾ったポルトガル代表MFベルナルド・シウバが密集地帯をすり抜けてペナルティーエリア内に持ち込み、左足の強烈なシュートでニアサイドをぶち抜き、勝利を引き寄せる貴重なチーム4点目を奪った。
現在J2得点王で、今季横浜FCでリーグ戦11試合10ゴールと絶好調の小川は、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「いやーすごい試合だった。ほんとレベル高いなー」とこの一戦の感想を述べるとともに、「にしてもよく笛吹かなかったなー」とB・シウバのゴールシーンを振り返っている。
ジンチェンコが倒れた際にはスタンドのファンからもファウルを主張する声が上がったが、ルーマニアのイシュトバン・コバーチ主審は笛を吹かず。インテンシティー高いプレーが続けられた結果、B・シウバのゴールが生まれる形となっていた。