「歴史上最も予想不可能」 ペップ・シティが優勝本命3・25倍オッズもプレミア覇権は混迷模様

ブックメーカーがため息… レスターは昨季の5001倍から26倍に大幅昇格

 昨季のプレミアリーグは日本代表FW岡崎慎司所属のレスター・シティが優勝オッズ5001倍という超大穴予想から下馬評を覆す奇跡の初優勝を成しとげた。スポーツ史上最高の高配当となったレスターの奇跡を受けた英ブックメーカー「スカイ・ベット」は、新シーズンの優勝オッズで、名将ペップ・グアルディオラ監督の就任したマンチェスター・シティを本命としながら、有力6クラブに11倍以下という倍率に設定している。今季は史上最高クラスの大混戦になると予測している。一方、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏の就任の可能性が浮上しているハル・シティが今季最大の大穴オッズ1500倍と設定されている。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「2016-17プレミアリーグはブックメーカーの予想では、歴史上最も予測の付かないコンペティンションとなる」と特集している。

 スカイが運営するブックメーカー「スカイ・ベット」のオッズは現地時間1日午後7時時点のものだが、昨季王者レスターに付けられた最新オッズは26倍。昨季の5001倍という穴馬予想から急激にジャンプアップを果たしている。

 現時点での最有力の優勝候補は名将ジョゼップ・グアルディオラ監督を招聘したマンチェスター・シティの3.25倍。ジョゼ・モウリーニョ新体制がスタートしたマンチェスター・ユナイテッドの4倍、闘将アントニオ・コンテ監督の下で再始動となるチェルシーの6倍、アーセン・ベンゲル監督率いるアーセナルの7倍と続いている。

 さらに、ユルゲン・クロップ監督2年目を迎えるリバプール9倍、昨季はレスターと優勝争いを演じながら終盤3位に転落したトットナムが11倍となっている。有力6クラブがひしめく大混戦状態となっている。

 

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