【ACL帯同記2022】横浜FM、コロナ禍での2度目のACL参戦 出発前に思わぬハプニング!? 知られざるスタッフの奮闘劇

3月下旬、各担当がマリノス本社へ集まり、現状の擦り合わせを実施【写真提供:横浜F・マリノス】
3月下旬、各担当がマリノス本社へ集まり、現状の擦り合わせを実施【写真提供:横浜F・マリノス】

情報共有は重要 関係各所とのミーティングは国際大会では重要ミッションの1つ

 国際大会であるACLは連絡を取り合う社外の関係者が多く、その分、クラブ内でも多くの人間が携わっているので、各々が担当している情報を社内で随時共有することはとても重要です。F・マリノスで言うと、チームマネージャーである私が選手スタッフの登録関係、現地でのスケジュール調整(主にトレーニングや食事)、レギュレーションに沿った競技関連資料の提出・管理を行い、旅行代理店の担当者がVISA関連、ホテル・航空手配を行い、各事項の方向性の策定・決定をチーム統括本部や監督・コーチが行います。また、私の担当範囲で言うと、各事項によって連絡を取り合う担当がAFC(アジアサッカー連盟)なのか、ベトナムサッカー協会なのか、それともJリーグなのか、ホテルなのか等々、分かれてきます。

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 3月下旬、各担当がマリノス本社へ集まり、現状の擦り合わせを実施しました。主な議論の流れとしては、私と旅行代理店の担当者が現状の共有を行い、そこに対する整理やチームからの新たな要望をチーム統括本部から受けるというもの。さまざまな議題はありましたが、特に食事メニューに関しては、カタールでACLが集中開催された一昨年の経験を基に、最も活発な議題となりました。ホテルとの擦り合わせとは別に、日本で準備できるもの・できないものを区別する作業を行いました。また、コロナ禍は続きますので、出国前と帰国後の対応、現地でのPCR検査スケジュールの確認、どのような体制で感染症対策を行うかを詰める作業も行いました。

 この会議の1番の目的は、チームが勝利する可能性を少しでも大きくすること。選手・スタッフが不自由なく快適にベトナムでの日々を過ごしていけるよう、引き続き関係者間で調整を進めていきます。

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