「空中で一瞬止まってる」 鹿島FW上田綺世、“異次元”の技ありヘディング弾に仰天「最強」

鹿島の日本代表FW上田綺世【写真:小林 靖】
鹿島の日本代表FW上田綺世【写真:小林 靖】

途中出場のFW上田綺世が後半アディショナルタイムに劇的な勝ち越しゴールを挙げた

 鹿島アントラーズの日本代表FW上田綺世は、途中出場した4月2日のJ1リーグ第6節清水エスパルス戦(2-1)で勝ち越しゴールを挙げて、チームの逆転勝利に貢献した。後半アディショナルタイムに決めたリーグトップタイの今季4点目には、ファンから反響が寄せられている。

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 3月下旬に行われた日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ベトナム戦(1-1)で先発出場した上田が再びチームに合流。代表帰り初戦となった清水戦ではベンチスタートだったが、0-0の後半18分、ブラジル人MFディエゴ・ピトゥカと交代で出場。その直後、ピトゥカがピッチ脇に置かれていたペットボトルを思い切り良く蹴り飛ばすし、ペットボトルは宙を舞ってスタンド最前列の手すりを直撃するという衝撃的な行為をし、会場が騒然とする場面があった。

 嫌な流れのなか、後半25分に清水が先制。だが、同33分に鹿島FW鈴木優磨のゴールで追いつくと、試合終盤にかけて鹿島が攻勢に出た。

 後半アディショナルタイム、自陣からDF関川郁万が縦パスをMF荒木遼太郎につけると、鈴木へつなぐ。パスを受けた鈴木がふわりと中央へクロスを供給。そこに走り込んだ上田が頭で合わせてコースを狙い、土壇場で勝ち越し点を挙げた。

 このゴールをJリーグ公式YouTubeチャンネルが第6節のピックアップゴールとして公開。ファンからは「あの態勢から強いボールをコースに飛ばすフィジカルと技術はすごすぎる」「上田綺世最強になりつつある」「代表帰りの上田綺世は最強」「空中で一瞬止まってるように見える。つまり上田綺世のヘディングは異次元すぎる」と賛辞が送られた。

 また、関川のパスからチャンスメイクした流れについても「関川の縦パスの精度とスピードもエグいしそれをビッタリ止める荒木もすげぇ」「関川のパスから一切の無駄が無くて素晴らしかった」「関川選手のパス・荒木選手のトラップ&ターン・鈴木選手のクロス・上田選手のゴール この間4秒しかない。あらためてプロはすごいと感じた」と褒め称える声が多かった。

 現在、6試合で5勝1敗と好調を維持している鹿島。若き日本代表FWが4連勝に導いた。

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