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アルコール依存症に陥った6人のフットボーラー 誘惑に溺れた転落人生をスペイン紙が紹介
W杯レジェンドから天才ドリブラーまで、名手を狂わせたアルコールの魔力
ピッチ上で日々強大なプレッシャーを受けながら激しい戦いを強いられ、結果次第では大きな批判を浴びるサッカー選手たち。そうしたストレスから逃れるようにお酒の力を借りてしまい、自らのキャリアの転落を招いてしまったスターも多い。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「アルコールに溺れた6人のフットボーラー」という特集を組んでいる。
まず名前が挙がったのは、レアル・マドリードやローマなどの強豪クラブに所属した元ブラジル代表DFシシーニョだ。豊富な運動量でセレソンにも名を連ね、2005年冬に“白い巨人”の一員となって世界最強右サイドバックの道を歩むかと思われたが、ポジション争いを勝ち抜けなかった。スペイン紙「AS」によると、レギュラー争いから脱落したストレスからか「ブラジル名物のカイピリーニャ18杯とビール14杯を飲むとキリストに会えた」と語るほど、重度のアルコール依存症に陥った時期があった。
2人目はマンチェスター・ユナイテッドの伝説の名手で、元北アイルランド代表FWジョージ・ベストだ。1960年代、全世界を席巻したロックバンドになぞらえ「5人目のビートルズ」として絶大な人気を誇ったドリブラーだが、私生活は奔放だった。「自分の幸運のほとんどは女の子と酒に費やした。自分がアルコール中毒患者として病院に行っても、自らの名を隠すことは難しかった」と語ったという。
また70年代に“ペルーの至宝”との評価を受けてバルセロナに入団したアタッカー、ウーゴ・ソティルも、ヨハン・クライフ氏とともにプレーしながらもアルコール中毒となってしまい、プレーに悪影響を及ぼしてしまった。
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