アンチェロッティ監督がACミラン時代にイングランド代表MFジェラード獲得に乗り出していたと明かす 「彼とリバプールの絆は壊せなかった」

ピルロとの夢のコンビは実現せず

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ACミラン時代にリバプールの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードの獲得に乗り出していたことを明かした。英地元紙『ザ・サン』が報じた。
 22日にアウェイで行われる欧州チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でリバプールと対戦する。その試合を前に、対戦相手のキャプテンに対し、惜しみない称賛の言葉を送った。
 「ジェラードは真のリーダーであり、素晴らしい選手だ。正確な時期は覚えていないが、私は彼の獲得を打診していた。しかし、彼とリバプールの絆は壊せるものではなかった。私は彼とアンドレア・ピルロを組ませたかった。ファンタスティックなコンビとなっていただろう。中盤にピルロと共にジェラードを置く。それは本当に素晴らしいことだ」
 ジェラードは2005年、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いたチェルシーへの移籍寸前だったが、最終的に残留を決意した過去もある。アンチェロッティ監督が明かしたミラン移籍が実現していれば、06年当時クリスマスツリーと呼ばれる4-3-2-1システムで欧州CLを制覇した、最強ミランが更に強さを増していた可能性もある。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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