「我々のために働いてくれた」 2戦連発のセルティック前田、チームへの貢献を監督評価

セルティックFW前田大然【写真:Getty Images】
セルティックFW前田大然【写真:Getty Images】

前節のリビングストン戦に続き、2試合連続で今季リーグ戦4点目を決める

 スコットランド1部セルティックは、3月19日(現地時間)に行われたリーグ戦第31節でロス・カウンティと対戦した。ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスがハットトリックを記録した一戦で先発出場した日本代表FW前田大然は2試合連続となるゴールを決めた。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は、得点以外の部分でも貢献した前田を称賛している。英公共放送「BBC」スコットランド版が報じた。

 前半11分にFWジョタのクロスをギアクマキスがヘディングで決めて先制したセルティックは、同18分にも右サイドの前田のチャンスメークからギアクマキスがシュート。一度はGKに弾かれたが、こぼれ球を自らゴールに押し込み、追加点を挙げる。前田も前半26分、CKからギアクマキスがヘディングしたボールに反応してゴールに押し込み、リーグ戦2試合連続ゴールで、今季リーグ戦4点目となる得点を決めた。

 さらに相手選手に退場者が出て数的優位を得たセルティックは、後半16分にも相手のハンドで得たPKをギアクマキスが確実に決めてハットトリックを達成。ホームで4-0の快勝を収めている。

 試合後、ポステコグルー監督はハットトリックのギアクマキスを称えつつ「よくゴールを決めたね。でも、彼と大然は、我々のために働いてくれたと思ったし、ボールを持った時のジョタも輝いていた」と、コメントをしている。

 3月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦とベトナム戦に臨む日本代表にも招集された前田。代表合流前の最後の公式戦でゴールを決め、良い状態で森保一監督の率いる日本代表に合流できそうだ。

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