CL敗退で批判集中のPSG守護神、恩師が擁護「フランス人もイタリア人も彼には意地悪」
CLレアル戦、失点につながるボールロストから批判を浴びるGKドンナルンマ
フランス1部の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、先日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでレアル・マドリードと対戦し、自身のプレーで批判を浴びている。プロデビューを抜擢した恩師シニシャ・ミハイロビッチ氏が「フランス人もイタリア人も彼には意地悪」と話している。
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PSGはCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグでレアルに1-0と勝利。しかしセカンドレグでは1-3と敗れ、2戦合計2-3で敗退した。
レアル戦に出場したドンナルンマはイタリアの名門ACミランの下部組織で育ち、2015年10月に16歳8か月でセリエAデビュー。15歳の時点でトップチームに引き上げる決断、さらにデビューのチャンスを与えた当時の監督がミハイロビッチ氏だった。
現在はボローニャの監督を務めるミハイロビッチ氏は、レアル戦で相手のプレスを受けてボールロストから失点につながるプレーがあり酷評を受けた一方で、そのプレスがファウルであったかどうかの論争もあるドンナルンマについて言及し、メディアへ反論している。
「ファウルだったかどうかは分からない。そういうグレーゾーンのプレーは、レフェリーが決断しなければならない。しかし、フランス人もそうだが、イタリア人もドンナルンマに意地悪で何でもかんでも彼のせいにしようとする」
ミランからPSGに移籍する決断をしたこと自体は「正しい選択をしなかった。私は彼にACミランに残るように勧めたが、彼は別の決断をしたんだ」と話したミハイロビッチ氏だが、「彼がいなければ、イタリアは欧州選手権で優勝できなかっただろう。彼は主人公であり、素晴らしい奴なんだ」と、かつての教え子を擁護している。
(FOOTBALL ZONE編集部)