フランクフルト、EL8強への“キーマン”に鎌田大地を指名「常に最高の状態になる」

フランクフルトでプレーするMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトでプレーするMF鎌田大地【写真:Getty Images】

フランクフルトが2人の日本人に注目 長谷部「自分より年上の選手との対戦は楽しみ」

 ドイツ1部フランクフルトは、現地時間3月9日に行われるUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の第1戦でベティスと対戦する。フランクフルトの公式サイトでは、この試合に向けて特集を組み、元日本代表MF長谷部誠のコメントや日本代表MF鎌田大地の記録に注目している。

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 長谷部と鎌田という2人の日本人選手が所属しているフランクフルト。昨シーズンはブンデスリーガで5位となり、EL出場権を獲得した。今季は25節を終えて10位とリーグ戦では苦戦が続いているが、ELではグループDを3勝3分の無敗で首位通過している。

 決勝トーナメント1回戦(第1戦9日、第2戦17日)でベティスと対戦するフランクフルトだが、クラブは公式サイトで、初めてヨーロッパの舞台で対戦することになる相手との特集を組んだ。

 まず注目選手として、9日に40歳231日になるベティスの元スペイン代表FWホアキン・サンチェスを挙げた。フランクフルトでは、38歳の長谷部がチーム最年長となる。その長谷部もホアキンとの対戦を楽しみにしているようだ。

 長谷部は「これまでホアキンと対戦したことはありませんが、ブレーメンで引退したクラウディオ・ピサーロが42歳の時に対戦しました。自分より年上の選手との対戦は楽しみです」とコメントしている。

 そして、試合の鍵となるマッチアップとして、鎌田とベティスのポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョの対戦を取り上げ、ELにおける鎌田の好調ぶりをデータで紹介している。

「ELのアンセムが流れ出すと、1人の選手は常に最高の状態になる。鎌田大地だ。16試合で日本人は9得点3アシストを記録している。同じゴール数を記録するまでに、ブンデスリーガでは85試合を擁した。今季のELでも、鎌田は3ゴールを記録。1試合当たり0.5点の計算だ。グループリーグの第3節から5節まで、184センチのドリブラーは点を取り続けた」

 2人の日本人選手の活躍に期待が懸かる一戦で、フランクフルトはベスト8進出に近づくことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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