「伸二さんとサッカーがしたい」 興梠慎三を札幌に導いた“天才”小野との共闘願望

野球に負けじとサッカーでの盛り上げに意欲「優勝争いできるように頑張りたい」

 北海道で言えば、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが“ビッグボス”こと新庄剛志新監督の就任で大きな注目を集めている。競技こそ違えど、スポーツを通してともに地元を活気づけたいと興梠は語る。

「露出面も含めて、北海道を盛り上げるためには新庄さんの力が必要だと思うので、個人的に、日本ハムはすごくいいところに目を付けたなと感じました。北海道コンサドーレ札幌も日本ハムに負けていられない。上位に食い込めばサッカーでも盛り上がるはずですし、優勝争いできるように頑張りたいです」

 常勝軍団の鹿島、Jリーグ屈指の人気を誇る浦和でエースを担ってきた興梠が、北の大地にどんな新風を吹かせてくれるのか、実に興味深い。

[プロフィール]
興梠慎三(こうろき・しんぞう)/1986年7月31日生まれ、宮崎県出身。鵬翔高―鹿島―浦和―札幌。ペナルティーエリア内での嗅覚は天下一品。計算し尽くされた抜け出しやフィニッシュだけでなく、ポストプレーをはじめとしたチャンスメイク、精力的なチェイシングなどさまざまな仕事を高次元でこなす。2013年からの9年連続2桁得点はJ1史上最高の金字塔だ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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