「異常なまでの足の振りの速さ」 C・ロナウド、密集地帯から“芸術的ゴラッソ”に脚光

C・ロナウドが22年初ゴール【写真:AP】
C・ロナウドが22年初ゴール【写真:AP】

ブライトン戦でロナウドが22年初ゴール、自身のSNSを更新「すべて雑音に過ぎない」

 マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが現地時間2月15日に行われたプレミアリーグ第18節延期分のブライトン戦(2-0)で先制ゴールをマークした。ノーゴールが続き、ネガティブな批判も噴出していたなかで37歳のスーパースターが鮮烈なゴラッソを決めてみせた。

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 今季12シーズンぶりにユナイテッドに復帰し、公式戦27試合で14得点を決めていたロナウドだが、2022年になってからノーゴールが続いていた。チームとしてもその間にFAカップで格下の2部ミドルスブラにジャイアントキリングを許すなど低空飛行が続いていたため、ロナウドに対する批判も渦巻いていた。

 そうしたなかで迎えたブライトン戦で待望のゴールが生まれる。0-0で迎えた後半6分。相手陣内で奪ったボールが最前線のロナウドへ渡ると、そのままドリブルで進撃。相手選手のタックルをかわし、そのまま右足を素早く振り抜くと強烈なシュートがゴール右隅に決まった。公式戦7試合ぶりの得点で、2月5日に誕生日を迎えたロナウドにとって37歳での初ゴールにもなった。

 この圧巻のゴールについて「DAZN」公式ツイッターもハイライト動画を公開し「密集なんぞお構いなし 異常なまでの足の振りの速さでスーパーゴールを決めた」と絶賛している。

 また、ロナウドは試合後にツイッターを更新し、「諦めることなく、再びこうして軌道に乗ることができる唯一の方法はハードワーク、チームワーク、そしてシリアスワークをすることだ。他のことはすべて雑音に過ぎない」と投稿。努力を怠らない男は、自身に向けられた批判の声を一蹴するパフォーマンスでチームに勝利をもたらした。

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