吉田麻也、セリエA復帰が“接近”と伊報道 19日エンポリ戦の可能性「非常に高い」

サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】

1月6日のカリアリ戦で負傷し離脱、今週末のACミラン戦は回避か

 負傷離脱中の日本代表主将DF吉田麻也(サンプドリア)について、戦列に復帰するのが2月19日のエンポリ戦になることが濃厚になったと、サンプドリア専門ニュースサイト「クラブドリア46」が報じている。

 吉田は1月6日のカリアリ戦で試合中に負傷交代。そこから戦列を離れ、日本代表のワールドカップ(W杯)アジア最終予選の2試合(中国&サウジアラビア戦)も欠場した。

戦線離脱から約1か月が経過するなか、復帰の目途が立ってきたという。今週末にはセリエAのトップ3で熾烈なタイトル争いを続けるACミランとのアウェーゲームがあるが、マルコ・ジャンパオロ監督の考えはその時点での強行出場ではないようだ。

「クラブドリア46」は「マルコ・ジャンパオロ監督にとって、ミラン戦のために彼を危険にさらすのは難しい判断だ。今の目的は、再発の可能性と新たな長期離脱を避けること。サッスオーロ戦でオマー・コリーとアレックス・フェラーリのペアが見せたプレーは、自信をもって監督に決断させるだろう」と指摘。しかしながら、翌週19日のエンポリ戦での復帰は現実的なシナリオだとしている。

「もしミラン戦に出場しなかったとしても、吉田は19日のホームゲーム、エンポリ戦でディフェンスの中央を務める用意がある。マルコ・ジャンパオロはリスクを冒さず、ミラノでの微妙なアウェーマッチを考慮して、吉田の復帰を強要しないつもりだ。むしろ、次戦のエンポリ戦でのコミットメントが濃厚。現時点では、この日本人選手が徐々に復帰していく可能性が非常に高い。怪我明けの初招集が近づいてきた」

 残留争いに巻き込まれつつあるサンプドリアだけに、アウェーでのミラン戦は勝ち点1でも万々歳の厳しいゲームを強いられる可能性が高い。センターバックにとってはかなり厳しいゲームになることも予想される。翌週の復帰で徐々にコンディションを上げ、再びピッチ上で安定感あるプレーを見せる姿が期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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