「成長する1年に」 昨季ベスト11の名手ランゲラックが「シーズン前に目標は立てない」ワケは?

名古屋の元オーストラリア代表GKランゲラック【写真:(C) N.G.E.】
名古屋の元オーストラリア代表GKランゲラック【写真:(C) N.G.E.】

2月5日から沖縄キャンプに合流

 J1名古屋グランパスの元オーストラリア代表GKランゲラックが、2月8日にオンライン取材に対応。日本での5シーズン目に向けて、「僕がやるべきはチームと一緒に戦い、一緒に勝つこと」と“例年どおり”のスタンスをアピールした。

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 ランゲラックは4年目の昨季、全38試合に出場してリーグで2番目に少ない30失点。823分間無失点、リーグ新記録のクリーンシート21回を打ち立て、ルヴァンカップ制覇とともに、自身初のJリーグベストイレブンにも輝いた。

 ランゲラックは2月5日にチーム合流。9日まで延長となった沖縄キャンプで汗を流している。

「この10日間くらい、自分を追い込んでいます。1週間くらい(合流が)遅れましたけど、母国(オーストラリア)にいる時も自分でトレーニングをしていたので心配していません」

 名古屋は2022年シーズンから長谷川健太監督が就任し、新たなスタートを切る。ランゲラックは「監督が代わればやり方は変わる」と語りつつ、シーズンに向けての思いを語った。

「僕はシーズンが始まる前に目標は立てません。例年どおりにいいプレーをしたいのが一番。僕がやるべきはチームと一緒に戦い、一緒に勝つこと。昨シーズンのベストイレブンは栄誉ですけど、もう終わったことで、今シーズンのことを見据えて進んでいきます。私も、チームも成長する1年にしたいです」

 持ち味のシュートストップに関しては、「Jリーグの選手は技術があって、スピードもあるので止めるのが難しい時もある。練習で味方に打ってもらっています。感覚的なところが大きいですかね」と語ったランゲラック。長谷川グランパスの中でも、守備の要として躍動してくれそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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